そりっどあいぼりー

未来惑星ザルドスのそりっどあいぼりーのレビュー・感想・評価

未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)
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町山さんが以前Podcastで紹介されているのを聴いてから今まで見るのをずっと楽しみにしていたが、ようやく鑑賞できた。

ショーンコネリーがほぼ全裸で銃を構えたふざけたパケ写だが、不老不死を手にしたコロニーが数百年も生き続けてしまったことで抱える精神的無気力感がテーマでかなり深い。自分たちが生き続けられるので、彼らは子供を作る気すら無くなってしまっている。そこに性の象徴であるショーンコネリーがやってきてすべての人間に生きるエネルギーをもたらすのだ!

ここでは語りきれないが、命の時間が限られているからこそ、人間は輝くということを提示する大傑作。