室園元

或る夜の出来事の室園元のネタバレレビュー・内容・結末

或る夜の出来事(1934年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

今日午前中からウーバーイーツをして昼過ぎに代々木公園で休憩をした。近くのコンビニでパンとジュースを買い、具合の良い木に寄り掛かりながら飲み食いして本を読んだ。「まほろ駅前番外地」(三浦しをん)だ。もう二三回読んでいるが、とは言っても殆ど記憶には残っていない。上塗りだ。これは「まほろ駅前多田便利軒」の続編となる短編集。その中にあったボケた婆さんが昔を語る話があるのだけれども、それに「或る夜の出来事」が出て来たのだ。

「ジェリコの壁」
「なんだ観たことあるの」
「戦争行く前にね」

気になったので観賞。いやあ素晴らしい映画だ。
二人で芝居をして探偵を騙す場面が素晴らしい。夜行バスの中、乗客皆で歌う場面も素晴らしい。ジェリコの壁をラッパで壊す場面も素晴らしい。肩車したい。

お嬢さんのお父さんも素晴らしい。

ピーターが書いた記事読みたかった。

というかピーターの性格が素晴らしい。ウイットもあるし、ああいう人、本当に好きなんだ。僕は。
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