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或る夜の出来事のnonのレビュー・感想・評価

或る夜の出来事(1934年製作の映画)
3.9
金曜レイトショーにて鑑賞

プリンセスが我を通したローマの休日(本作が先だが)
逃避行が進むにつれピーターはハンサムに、エリーの大きな瞳はいっそう輝いて見えた

相手の人生に自分はいらないと決めつける前に、目をみて「あなたが必要だ」と言う勇気を それで相手が黙っているならこちらから引きずり込むくらいの気概を持っていい 会話が終始ウィットに富んでいて飽きないし、ストーリーが人々に広く受け入れられたのもうなずける

好きだったシーン
車に乗ってるのを正面から撮ったシーン(時代的に背景合成なのがいい)
バスでの楽隊と客の大合唱
エリーが担ぎ上げられて川を渡るところ
編集長の電話がひっきりなしに鳴るところ
花嫁を見送ったあとに父上が満足げに煙草を吸うところ
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