YukiHomma

地球が静止する日のYukiHommaのレビュー・感想・評価

地球が静止する日(2008年製作の映画)
2.0
久々に「キアヌが見てぇ」という衝動に駆られたので駄作と言われている本作を見てみた。見終わってみてこれキアヌじゃなかったら救いようの無いぐらいヤバい。まず序盤の吹雪のシーンからして全く寒くなさそうな発泡スチロール吹かせてんのかと思うレベルの雪山シーンから「これはヤバいぞ」と覚悟を決めた。んで見続けていくとやっぱり例の“アイツ”が出てくる訳だがそのまんま過ぎる。4歳が10秒で描いたようなデザインで忠実と言えば忠実だが色々と放棄し過ぎだろと。この唐突にありえないものが出てくる感覚覚えがあると思ったら『キャビン』のラストの“アレ”だった。アレはアレでアレが出てくることによって強制的に物語が終わるから衝撃的で良かったけど本作のアイツはずっと出てくる。かと思いきやアイツの後に出すには明らかにインパクト不足の姿に変身するし。終いにはキアヌ本人だけ満足して帰って行ってしまった。ほとんどの人類は、ただ危機が去って行ったとしか思わずまた地球を汚しなが生きて行くだろう。
ラストまで酷いが何故か嫌いではない。キアヌに感謝しろ。オリジナルも近々見る。
ただ1箇所だけ好きなシーンというか、アイツが施設に連れてかれてからのシーン。あの一連のシーンはファスト映画とか切り抜きとかでYouTubeに上げたら鬼バズする系のやつ。
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