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遠い雲のわのレビュー・感想・評価

遠い雲(1955年製作の映画)
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クレジットの出し方どうなってんねんっていうのと、お店の女の人がタバコふかしながら仕込みしてて二度見。舞台は岐阜高山、獅子舞にはじまり…戦争の雰囲気が薄れた頃とあるけど、田舎やのに英語で駅表示が。感謝表現はスイマセンが今よりもスタンダード。少し前の昔言葉と喋りの調子が耳に良くこの時代の邦画に病みつき。
気の良い成功者と思いきや、翼をもぎ取るだの、汚されてしまうだの目ん玉ひんむいちゃう比喩言葉選びを繰り出してくる子供っち独善男圭三、パンチ強すぎて混乱。優しいお父様も兄さんも結局は冬子の足枷か。佐田圭三の安定感。美男が多用されすぎてて最終的には顔面ゲシュタルト崩壊を起こし全員が不細工に見えてくる始末だったけど、結局のところベストオブ好青年は駅の物売りで決定。高峰秀子さんの丸い目が日傘の下に輝いてた。突如ぶち込まれて切断されるレイモンド・コンデの音はマジで宙ぶらなので一番気になる。町中はどこも繋がってて噂は秒で広まるし親子でも兄弟でも人んちでもすーぐ干渉するから小さな物語なのにやけにギュウギュウ、壮大な音楽でしっちゃかめっちゃかスペクタクルラブ、水臭いのは魚だけ。この喧しさもいいけどやっぱり小津のがチュキ

世間様と個人、𝓛𝓸𝓿𝓮、母の涙…
手紙の雨はどこかで…
金物屋の謎
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