コメディーなのに、どこかずっと不気味だった。
いや、かなり怖かった笑
’’観ている側’’はいつも明るく楽しそうだが、’’演じている側’’が不気味。毎朝決められた位置に立ち、秒単位の正確さで動き始め、指示通り、予想通りの動きをする。
生身の人間であるのは確かだが、それはまるで心のないロボットのように見えてしまう。
（なんかそういうホラー映画あったような）
人間味が出るのは、トゥルーマンが予期せぬ行動を起こして問題が発生しそうな時。その時に見せるいわゆるエキストラ俳優の焦りと必死さは面白かった。
俳優なんだから手術なんて出来ねえんだ!!
終わりのないはずの世界には終わりである壁があり、どこまでも続くはずの空にも天井がある。
誰も知らないはずの秘密は、全国民が知っている。
君は選ばれた。全国民に愛されている。
ヒーロー映画のような甘い言葉であるが、この番組、下手すればそこらのホラーよりよっぽど怖ぇよ!!笑笑
視聴者からすれば、彼は自分たちが育てた息子のようなものだろう。そりゃ愛情が湧くだろう。
私にはイマイチこの映画のメッセージを掴み取る事は出来なかったが、うん、面白かった。
何処か「キャビン」に似ている感じ。
結構違うけども。
言うならば、「一人の人生超絶密着モニタリング云十年スペシャル〜✨」
