嫌な事が続いた時、誰しもが一度は「神様はなぜこんな試練を与えるのか」とか「自分以外の皆が自分をハメてるんじゃ？」と考えた事があるはず
この映画はその感情を非常に巧みに描き作品にしている。
コロナウイルスが猛威を振るう今日、自宅に篭っていると周りの人も本当に外出自粛しているのか、もしかして自分だけ、と疑心暗鬼になる時があって、なんか妙に共感出来た笑
とは言え、本当に恐ろしい映画だと思います。
最後のシーンではプロデューサーの狂気と真実を知ったカタルシスに押されてめちゃくちゃに感動した。ジムキャリーの嫌味の無い演技もまた良いんだよなあ。
あと、プロデューサー役の人の眼がとても綺麗で明らかに悪役みたいな立ち位置なのに何故か憎めなかった。
