アノン

トゥルーマン・ショーのアノンのレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
3.4
えっとなんかシンプルに恐怖を感じた。自分の人生が操られて30年間ずっとテレビ放映されてるとか鳥肌もん。正に世にも奇妙な物語じゃん。嫁が会話の途中でCMぶっ込んでくるの気味悪くて笑った。

結婚の相手も親友も父親の死も偽物か〜。シンプルにトゥルーマンが気の毒で仕方なかった。まぁジム・キャリーパイセンの持ち前の明るさのおかげで楽しく観れたけど。

中盤、町の違和感を感じ取ったトゥルーマンがスタッフたちの不意をついて行動するシーンはめっちゃ好き。セットの裏側が見つかった瞬間、「よし!もっとやれトゥルーマン!お前は見せ物にされてるんだぞ!」と謎に応援してしまった。

でも最後、あそこで終わるのは衝撃的だった。あの後を一切見せないという潔さ。女の子と結ばれるシーンも見たかったけど、あのセリフで締めるのがやっぱカッコ良いな。

個人的にはあまりハマらなかったけど、お父さんは面白かったって言ってました(他人事)。
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