映画館で観たかったと思わせる映像美とめちゃくちゃ良い脚本。泣いた泣いた泣いた。
選手人生は一生では無い。どこかで引き際がやってくる。しかしその引き際は他人に決められるのではなく、自分の意志で自分のタイミングで決める。物語全てを通してドックへのリスペクトが感じられて素晴らしかった。
昔のドックと同じ経験を通して、自身の選手人生とドックの影を重ねるマックイーンがほんとエモい。1と立場が完全に真逆になったマックイーンの王者のプレッシャーの描き方がリアリティあったし、時代に逆らって恩師の足跡や記憶を辿る演出も良い。
そして1から観てる人なら確実にグッとくる最後のレースシーン。あんなの泣くだろ。でもお涙頂戴〜的な雰囲気で描くのではなく、いつだってマックイーンは前を見てる!自然と涙が溢れる最高なレースシーンだった。しかも最後ファビュラスになっちゃうマックイーンアツい、アツ過ぎる。
アニメーションでこんなに興奮したのは久しぶり。大好きなシリーズに出会えて幸せだ。