このレビューはネタバレを含みます
人生を全世界放送され、TVショーのスターに人知れずなっていたトゥルーマンの話。
ある日、死んだはずの父と通勤途中に出会うことから疑問を持ち始め、自分が住むシーヘヴンから脱出を図ろうとする…
設定は面白いし、徐々に違和感を感じながら
模索していく姿が応援したくなった。
ただTV制作者側がクズすぎて、なんか胸糞感がすごかった。人権なんてあったもんじゃない扱い方。
最終的にトゥルーマンは脱出に成功するが、
TV側に何かスッキリするような制裁の描写はなく、ハッピーエンド感出していたがなんとも言えない気持ちになった。
きっと幸せになっていくのだろうけど、その姿も見たかったなぁ。
結構クズシーンに思われるところも音楽のせいで、なんかいいシーンっぽくうつったりとか惑わされる場面もある。これって今のTVやメディアの印象操作にもつながるところがあるんじゃないかな。考えすぎ?