茶番

トゥルーマン・ショーの茶番のネタバレレビュー・内容・結末

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

これは怖い。
邦題がトゥルーマン・ショーなので''true man''つまり「真実の人間」ショーと銘打ち偽りの世界を作り上げ一人の人間を観察するという話なんだな……と思ったら綴り''truman''トルーマンなのかよというね。深読みしすぎかよ。
でも監督途中で「これが偽りのない真のなんちゃらかんちゃらだ~~」みたいなこと言ってたと思うのでそれもあながち、と思うことにする。
最初の数十分はなんかつまらないというか状況が分からなくてノれなかったんだけど車で暴走したりなんだりしてるあたりから面白くなってきたな。
宣伝の仕方とか島から出さない方法とか面白いんだよな、よく今までバレなかったなほんとに。やってること「はじめてのおつかい」だからね。
なんかこのホラーじみた話の流れ、荒木飛呂彦先生の読切を彷彿とさせるんだよな、誰か分かってくれ……。
そしてラストシーン、「おはよう! そして会えない時のために、こんにちはとこんばんは!おやすみ!」良いな……。
「困難に打ち克ち、まだ見ぬ脅威に恐れることなく新たな世界へ踏み出していく。それが真の人間像だ」というところまでがトゥルーマン・ショーの描きたかったこと、のような感じで番組終わりましたね。
茶番

茶番