真夜中までのゆっきーのレビュー・感想・評価

一夜の話。東京の夜。濡れた路面。悪徳警官に追われる中国人ホステスと巻き込まれるjazzトランペッター。この時点ですでに最高！！
オープニングの、ビルからビルへ飛び越え、窓の中に入っていく長回しも良かった～

無機質な岸辺一徳の悪人像はヒッチコックを思い起こさせるね。
決してトランペットを手放さない真田が、それを手放すときのエモーションもよい。
あとは、オープンカー盗んで走るシーンでの浮遊感はなんなんだ……？麻雀放浪記での川原のシーンといい、急にファンタジックになるな。