シネフィル総スカン?のラモリスであるが恥ずかしながら初見。しかしべらぼうに面白かった。雰囲気はジャック・タチに似ている気がする。
危なすぎる撮影(ロープで浮く気球にしがみつく等)を飄々としたトーンで見>>続きを読む
面白かった。
名取裕子がタクシードライバーをしていると『激突』のような展開になる。犯人の顔が絶妙に影で隠れる笠松則通の良い撮影。シミケンが出くわす唐突な路上の暴力(ロングで撮られる)も良い。
ラストの>>続きを読む
素晴らしい。金の無い小男がコートを買う話。この小男の所作が本当に絶妙で哀しみをまとっている。雨が降ってきて、色んな人の傘にリレーのように乗り継いで雨を凌ぐ場面が微笑ましくて好き。
身長差のある美女と踊>>続きを読む
まるで『スカーレット・ストリート』のような典型的な女にハマって堕ちていく真面目非モテ中年男性モノ。主演のアルド・ファブリッツィの風貌もどこかエド爺に似ている。みんなの前で惚れている若い女と無理やりキス>>続きを読む
村を出た娘が囚われて強制キャバ嬢をさせられ、唯一優しい黒人男はつかまり、という地獄展開。面白かった。戦闘の様子を列車から撮った横移動映像の冒頭が異常すぎてビビった。こういうのは初めて見たかもしれん。全>>続きを読む
超面白い。まるでアメリカ映画。セクシーな女優が男をたぶらかしまくり、混乱が輪をかけて大きくなる話なのだが、そもそも主役であるセクシー女優が何をしたいのか一切不明。男をたぶらかすだけのマシーンと化してい>>続きを読む
ゴッドファーザーの二番煎じみたいな兄弟マフィアもの。お話を語るためだけの画面が単調すぎて面白くない。そもそもカーク・ダグラスがマフィア役やりたかっただけでは?(製作本人だし…)
シチリアからパリへの不法移民道中のお話。かなり面白い。アクション繋ぎ・フェードアウトなど駆使した編集がとても見事で見やすい。エイゼンシュテインやウェルズのような遠近感を強調したショットが冒頭から続くの>>続きを読む
独身の侯爵が使用人の爆美女に恋をするが周囲の反対もあり結婚を諦めるが心理的には諦めきれず…というお話。まぁまぁ楽しめた。お屋敷の柵や窓枠から指す光による線状の影が表現主義やノワールっぽさあり。主役の男>>続きを読む
もやーっとした照明と撮影は全然良くないのだが、ホークス『赤ちゃん教育』みたいな荒唐無稽コメディで中々好きだった。
この無茶苦茶さが後半まで続かない英勉作品ではあるが、本作は割と頑張ってる方だと思う。(>>続きを読む
娼婦が故郷の島に帰ると住民からハブられる話。アンナ・マニャーニの顔の迫力ったら無い。
ひとりで山を登る場面は私の人生ベスト『アモーレ』を髣髴とさせる。
水中撮影で撮られたカジキが印象に残るくらいで他は>>続きを読む
編集のぎこちなさあれど面白い。
デカモーターボートで他のボートを破壊していくわ、モーテルを爆破するわと、ド派手な破壊運動を楽しめた。
レイノルズとヒロインとの無駄なロマンスが全く要らないが、そこを無視>>続きを読む
イタリア人がパリ旅行する話。俺が観たエンメルの他二作品どうようわちゃわちゃとした群像劇で、どうしてもお話メインの映画という感じがする。ショットを感じることはなかった。女優は美人。
近年になってロシアで発見された幻の映画らしい。ww2中に作られたらしい。まぁ普通としか言いようのない出来だが月丘夢路が異常に美しく撮られている。気合いが尋常ではない。
木材置き場の多分書割のセット(背>>続きを読む
妻子ある男と不倫中の女が飲んでクダまく話でホン・サンスとか好きな人はすきそーって感じ。かなり面白かった。舐めてた。
人物達の小部屋の暗い照明や開いた窓(外ではなくマンションの廊下側)の使い方が印象に残>>続きを読む
全編英語。
とはいえ画面はいつものゴダールでバッキバキに決まっていてカッコイイ。
編集論の様な映画だった。まえだれかの西谷弘『昼顔』のフィルマ感想で読んだ「映画のショットはコントラストであるべきで」み>>続きを読む
『最後の人』やらなんやら過去の映像がコラージュされた俺の好きな後期ゴダールって感じでした。老スパイが東ドイツから西ドイツへ旅する話。ストローブユイレやアンゲロプロスみたく現代に過去の人物が入ってくる感>>続きを読む
強盗場面から始まり、4人の男が逃げ切れるかどうかを追うお話で、イタリアにフィルム・ノワールがあるとは知らんかった!画面もコテコテのノワールでちゃんとしているじゃないか。街が主体として撮られているのが好>>続きを読む
モニチェリは『ちゃちなブルジョワ』しか見てなかったが人生ベスト級に好きな映画なので期待してたが、本作はかなり酷かった。
1場面の会話の応酬がやたら長いし切り返しばっかりでつまらない。
潜水艦映画だが戦闘する訳ではなく事故で座礁して酸素が薄くなる中救助を待つ話。中々楽しめた。
冒頭で、艦内をヌルッとカメラが横移動して機器と人間が映るのだが、人間が物質みたいなトーンで撮られていて妙に印>>続きを読む
傑作。次のショットの予想のつかなさ、というかショットと次のショットのコントラストというかが抜群のセンスで、むっちゃ上手いコマ割りの漫画みたいな感じ。しかもスタンダードサイズとしてあるべき姿である画面奥>>続きを読む
この映画の直後に『私は猫ストーカー』を見たせいか圧倒的な画面の差を感じてしまう。という訳でイマイチ。ワンカットワンカットは悪くないのだがそれを連続させると途端に魅力を失う。窓ぎわに人を立たせて自然光を>>続きを読む
今まで見たタムの映画の中では下の方だがそれでも佳作の部類。
訳分からん日本人像がとても良くて、浜辺で日本刀で殺戮が行われるラスト。マジで三隅研次だと思う。
二階建てバスでの、セリフを配したイチャつきの>>続きを読む
期待はずれかもしれん。アメリカ北部の貧困農民たちが組合作る話だが、顔のクローズアップのショットが多すぎるし、言うほどアップに耐えられるような強烈な顔でもない。
光の粒子の荒い感じの画面は良かったけどさ>>続きを読む
塩田作品にしては脚本に負けまくっている。感情演技強めでイマイチ。竹内結子の遺影のショットで通信が途切れて画面がストップしたのがめちゃ怖かった
蓮實重彦を筆頭にシネフィル受けが異常なカーヴァーであるが、正直そこまでか?と思ってはいる。本作は戦場アクションなのでそりゃ面白いのだけど、撃ち合いの切り返しとかそこまでじゃね?って思っちゃう。そーゆー>>続きを読む
面白かった。逆にこれぞといった見せ場のような場面こそないが、その分悪い点がないというか、減点方式で見る人にとっては100点な気がする。ラスト、海に向かって自転車を漕ぎつつ海を撮らない(その手前の道路で>>続きを読む
『八月の日曜日』よりは良い。三人娘の恋愛模様の話。上から水を落とされた女が一瞬でブチ切れたりと、驚き→怒りの感情の流れがマルっとキャンセルされているのが凄い。
またデート場面でジャンボ機やらトラムやら>>続きを読む
戦後の作品で前半はネオレアリズモか?と思いきや後半コメディになる。アンナ・マニャーニがアンナ・マニャーニをしていて大騒ぎして周りを巻き込む。やはり30年代の作品と比べると落ちるが悪くはない。
とある1日の群像劇だがカメリーニなんかと比べるとあまり映画の才能は感じない。切り返しはほぼ全て外側。
あくまで会話が中心でアクションがそれに付随したものになっている感じがする。出てくる女の子(ふたり)>>続きを読む
あまりにささやかで単純なのでこれで映画になってしまうのかという驚きがある。それなりに映画を見てきたつもりだったが。幸薄(美人)の主役の女性の背中の曲がり方が良い。とても幸薄そうだから。職場(美容院)の>>続きを読む
3度目だがやはりめっちゃ面白い。今みると光がもやけてて、ジグモンドをやりたかったのかと思う。冒頭、車を手に入れて逃げる場面は逃げる機能と次の目的地(元妻の家)に行く機能が統合されててスピルバーグがよく>>続きを読む
爆おもろ。カメリーニらしく、ひとつの画面に大量の人間が写っててわちゃわちゃする感じ。彼らしい天地方向の動きは少ないが冒頭とラストで見る事が出来る。ラスト、ふたりが豪華客船の看板を登っていく様がぶち上が>>続きを読む
戦後の作品で戦中が舞台。30年代のカメリーニの作品に比べるとだいぶ作風が変わっており、30年代の勢いは無くなり重厚さを重んじるような感じで活劇性はだいぶ落ちる。
残念です。
今まで観た他のカメリーニ作品に対して頭2つくらい抜けた傑作。61分の上映時間が示す通りの異常なテンポ!お話としてはデシーカが女性(リアフランカ)に一目惚れするいつものパターンでここでも身分の偽り&男女>>続きを読む
平民デシーカが上流階級人妻に恋をして後をつけ回す話。身分を偽るテーマは他のカメリーニ作品にも観られる。
彼の他作品のシンプルさに比べると話の展開がやたらと凝っていてワイルダー味を感じてしまう。まぁまぁ>>続きを読む