ゆっきーさんの映画レビュー・感想・評価

ゆっきー

ゆっきー

ジョージア(1995年製作の映画)

3.5

JJLの腫れ物っぷり。共感しかない。
姉の妹を断罪するように見る目が冷徹すぎて怖いし小さい姪の、おばに気を使ってる感すんごい。
長くてしんどいけど面白かった。
ヴァン・モリソン歌うシーン、歌は酷いのに
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ミス・ファイヤークラッカー(1989年製作の映画)

2.0

ラッセ・ハルストレムのように「真っ当」で薄味。かなり退屈だった。
花火で終わる映画を信用してはならない。
ホリー・ハンターの顔にまともに光を当ててないのか、ずっと顔が薄緑色、もしくはネズミ色に発色して
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散歩する霊柩車(1964年製作の映画)

4.0

べらぼぅに面白い!!
西村晃と春川ますみが死体詐欺で金を騙しろとろうとする話なのだが、2転3転する先を読めないプロットが最高だし、春川ますみのくそビッチ度やら金子信雄の小悪党っぷりやら何やら不気味な霊
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

超ド級の傑作。ラストの「ツバメのお友達?」「いえ…仲間です!」の台詞からわかる通り、これはチームの映画でありお友達のなれ合いの映画では無いという事が何より感動する。(んでまたここの残る2人のフレームイ>>続きを読む

わたしは女優志願(1982年製作の映画)

2.5

女の子が自分を捨てた父親に会いに行く話。ニール・サイモンの脚本は戯曲ベース?っぽくて、室内の会話劇がメイン。ハーバート・ロスの演出といえば役者もほとんど動かさないし、かなり退屈である。

ただラスト、
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ザ・ワイルド(1997年製作の映画)

4.0

脚本はデヴィッド・マメット。本の虫の金持ちがアラスカの森林のど真ん中で墜落→本の知識で生きのびてく話。かなり面白い。なんと言ってもクマ!めっちゃ名演。エンドロールでくまちゃんの名前も…調教師の腕がスゴ>>続きを読む

オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)

3.0

一世を風靡したらしい腕相撲映画。頭悪すぎて良い。スタローンが別居する息子に会いたいがあまり、息子宅にトラックでミサイルみたいに突っ込む下りが頭悪すぎて良い。

キャノンフィルムズらしく、トーナメント戦
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牡丹燈籠(1968年製作の映画)

3.5

大映ッ!って感じ〜 てか『青野くん』じゃん。
んで西村晃がほぼ主人公で草。
幽霊2体が宙を舞う。ワイヤーでつってるらしい。西村晃も襟を引っ張られるけどワイヤーがバッチリ映ってて萎えた。

西村晃がめち
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拳銃は俺のパスポート(1967年製作の映画)

3.5

ノワールと西部劇の中間みたいな67年製作にしてはやたらオールドスクールな作風。音楽は似非モリコーネ。
楽しかった。
冒頭、アラカンが瞬殺されるのには驚き。中盤は中だるみするがラストの荒野の決闘が良い。
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狂ったメス(1967年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃおもろい。モデルのクソ女(妻)が「私の顔の火傷を治すために人殺してこい!」と気弱な中年夫に命令する話。モテ力の釣り合いが取れないとこういう事になる。
それはそーと、躁病か??と思うほどの異
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ブルー・カラー/怒りのはみだし労働者ども(1978年製作の映画)

3.5

自動車工場の組合と労働者の対立の話なんだけど、まさかのコメディ。シュレイダーらしいっちゃシュレイダーらしいかも。

組合の悪事を告発する役回りの主役の3人組が本当にどうしようもないボンクラなのが楽しい
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聖の青春(2016年製作の映画)

4.5

号泣傑作。実在の棋士、村山聖の映画。羽生善治役が東出って言う。マツケンが役作りでデブデブに太ってるのも凄いが、東出の羽生善治がめっちゃ似ていてヤバい。
2人の対決のシーン、お互いあまりに苦しそうに将棋
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ゴダールの探偵(1985年製作の映画)

3.0

ホテルを舞台にしたノワールで、カメラはほぼホテルから出ない。
初期のお話のあるスタイルと後期のぐっちゃぐちゃでお話も何もわからんスタイルのちょうど移行期って感じの映画で、ショットもお話も中途半端な気が
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行きずりの街(2010年製作の映画)

3.0

仙元誠三追悼って事で。
阪本順治の普段の演出、あまり記憶にないがカメラポジションがやたら遠くてこんなんだっけ?って思った。
多分仙元さんのお力で決まってないか?
ただもはや昔の仙元さんみたいな青い画面
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ドッグ(1976年製作の映画)

3.0

B級っぽく見えて撮影がばちこりちゃんといている。犬が襲ってくるって設定も生物学のよーわからんお話をすることでちゃんとしているようにみえる?
しかし犬に襲われるシーンが絵的に地味である。それは仕方がない
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マイクス・マーダー(1984年製作の映画)

4.0

傑作。
デブラ・ウィンガーが忽然と消えた好きな男(マイク)の足跡を辿っていく話。
マイクは死んだ、との話なのだが、殺されるシーンも死体も一切映らないので、どこかアントニオー二の映画のような雰囲気がある
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犯され志願(1982年製作の映画)

3.5

勝気でヤりたくなったら自分から男を誘惑してヤるってスタイルの女が男に騙されていたことに気づく話。
風祭ゆき目当てで見たけど、有明祥子も魅力的だった。通野未帆と川村ゆきえの中間みたいな顔だ。

演出は悪
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逢いたくて逢いたくて(1966年製作の映画)

4.0

泣いた。傑作歌謡映画。『ハイシエラ』『ラストラン 殺しの一匹狼』に連なる「身を引くこと」の美学。しかも本作の園まりはダブルミーニングで身を引かねばならないのだ。

画面やセットも美しく(照明は熊谷先生
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ローリング・サンダー(1977年製作の映画)

4.0

ベトナム戦争の後遺症で心が死んだ人間。アメリカに帰還し、息子と妻をチンピラに殺されても心が死んでるので動じない。死ぬ口実探しも兼ねた義務的な復讐。『ワイルドバンチ』のリメイクのような映画である。本作も>>続きを読む

闘鶏師の恋(1967年製作の映画)

5.0

『コックファイター』以前に闘鶏映画は存在した!しかもっアルゼンチンにっ!
ってことで見たのだが、圧倒的ザンパノ型究極自己破滅願望人間映画で衝撃。
めちゃくちゃ共感。俺がそこにはいた…

しかも語りの速
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第三世代(1979年製作の映画)

2.0

これはびっくりするほどつまらん。音と映像をぐちゃぐちゃにしてゴダールのソニマージュみたいなのをやろうとしてるのだろうが。肝心の絵がダメ。画面に一様に光を当てすぎていて面白くないしアップのショットがどれ>>続きを読む

悪魔のくちづけ(1967年製作の映画)

2.5

こりゃダメだ…
ゲームに興じる夫婦が羽目を外しすぎて殺人をおかしてしまうが…という話。

リアリティラインを曖昧にしとくことでオカルトなのか?ゲームなのか?と思わせる構造だがオカルトにしてはホラー演出
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子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎(1974年製作の映画)

3.0

うーん、シリーズ過去作と比べるとだいぶ落ちる。
そりに乗って逃げる柳生烈堂の後ろ姿のショットが間抜けすぎて泣けてくる。
敵キャラの土蜘蛛トリオもアホだし。

子連れ狼 親の心子の心(1972年製作の映画)

3.5

面白いけど三隅のクールと比べるとやたら日本映画にありがちなしみったれたムードが流れていてやはり一段落ちる。
画面はまさかの宮川一夫大先生なので超カッチョイイ。特に林与一とトミーが対峙するシーンの風、揺
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トレマーズ(1990年製作の映画)

4.5

振動を感知して地中から襲ってくるモンスター映画。常軌を逸した量の演出のアイデアにより1秒たりともだれることの無い奇跡の映画。
ジョジョはだいぶこの映画から頂いている。柵が1本1本地面にズコッズコッと引
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16ブロック(2006年製作の映画)

4.0

あるあるの集合体のような映画だったが、それでも俺たちがみたいやつだし泣いた😭
そしてほぼリアルタイム映画でもある。
(劇中の時間経過=上映時間)

冒頭、ブルース・ウィリスが二日酔いでアル中である様を
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勝手に逃げろ/人生(1979年製作の映画)

3.5

『ウイークエンド』を見た後なのでイマイチパンチが弱く感じたがそれでも面白い。主役のゴダール君(完全に自己投影)が元嫁ともムスメとも彼女とも上手くいかないという。庵野がゲンドウに自己投影してる感じ。生き>>続きを読む

安藤昇のわが逃亡とSEXの記録(1976年製作の映画)

4.0

安藤昇が逃げながら飯くってヤるってだけの話なんだが、いっちょ前に日本を憂いていて笑える。
SEXシーンはどれも赤いネオンやら緑の光やらとやたら凝った照明で撮られるので東映感なくて良い。さすが田中登って
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チューズ・ミー(1984年製作の映画)

3.5

恋愛相談系カリスマラジオDJのくせに性の喜びを知ったばかりの女、性はもういいから兎に角愛されたい女、キチガイ男の3人の話。
いつもの如くアラン・ルドルフ本人の、異常なまでの寝取りたい願望が全面に出まく
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再会のパリ(1942年製作の映画)

2.5

戦時下のラブロマンスもので主役がジョーン・クロフォードなのがだいぶキッつい。ジョン・ウェインも出てくるが怪物的な役者同士なのでおなかいっぱい。戦時下のパリの描写は悪くなくて、駅の人々が警報なるとピタッ>>続きを読む

スローター・ゲーム(1982年製作の映画)

4.0

オーストラリアの人間狩り映画。後半はもはや戦争映画と化すのでちゃんと金がかかっていて最高だし、少年をいじめて四方八方からガソリン巻いてみんなの前で焼き殺したり、女をふざけながら撲殺したりと暴力描写最高>>続きを読む

DOOR(1988年製作の映画)

3.0

家に入れたくない主婦vsストーカー。doorという境界越しの攻防。悪くは無いがだいぶヌルくないか…?ラスト、チェンソーで首を切り落とさないこの中途半端な感じなんなんだ…
家のセット走り回る2人を俯瞰か
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DOOR III(1996年製作の映画)

3.0

寄生虫に侵されたイケメンがその力で女をフィロソフィカルゾンビ化させていく。まぁ面白いっちゃ面白いんだけど、いつもの黒沢清というか…
彼は手癖で撮っていればもぅその時点で彼の映画になってしまうので特に驚
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ローディー(1980年製作の映画)

3.0

破天荒な田舎のカウボーイ(ミート・ローフ)がひょんな事からロックバンドのローディーとして活躍するコメディで評判悪いけど個人的にはそこそこ楽しめた。
ただアラン・ルドルフ味はかなり薄め。

「脳が固まる
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雨の午後の降霊祭(1964年製作の映画)

3.5

心霊映画かと思いきや、死産経験以降狂人と化した自称霊媒師がマッチポンプ誘拐劇を繰り広げるノワールであり夫婦愛の映画でもあるという…
面白かったけど、冒頭で狂人の霊媒師が夫をそそのかすシーン(室内で延々
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キミに逢えたら!(2008年製作の映画)

2.0

これはキツ過ぎる…プレイリストのセンスでモテたいっていうサブカル男のキモい妄想を具現化したような映画。
根暗サブカル男子は繊細で優しい主張をしているわりに、主演女優にはオッパイ半分出た服着せるあたりが
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