kalitan

太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男のkalitanのレビュー・感想・評価

3.5
終戦直前7月のバンザイ突撃前から敗戦後も山にたてこもった大尉と日本人たちを描く。アメリカ人による本を原作とする実話ベースの物語。
降伏したら米兵に拷問され殺されると思い、女子供も自決する、敗戦の情報に接しても信じずあくまでも最期まで戦おうとする日本兵たち。
これまで同様のストーリーを繰り返し見たけれど専制国家の情報統制、教育、何より同調圧力の凄まじさに背筋が寒くなる。
情報の乏しかった当時だけでなく、現代でも真実のニュースを見極めるのは難しい。専制国家の住人が政府の言うことをかなり信じてしまってることをウクライナ・ロシア戦で見て思うことが多い。
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