太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男の作品情報・感想・評価

「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」に投稿された感想・評価

3104Arata

3104Arataの感想・評価

3.1
【賢くカッコ良い竹野内豊さんを見れる戦争映画】
・邦画というカテゴリで、まるで洋画のようなクオリティに驚かされました。太平洋戦争のサイパンの戦いを米兵の視点もきちんと織り交ぜつつ、竹野内豊さん演じる大場さんの葛藤を描いた作品です。日本兵として、日本人として、勝つまで戦い抜かなければならない理屈を頭の中で理解しつつ、それとは少し離れた人間的な優しさを持つ大場さんだからこそ、完全なる鬼畜米兵思想を持ち絶対勝てない状況でも降伏したくない部下の気持ちも理解しつつも、早く降伏したい・させたい民間人の気持ちやそんな彼らを守ってあげたいと思う自分自身の気持ちの中で葛藤が生まれてドラマとなります。それでいて、ほぼ壊滅状態で数名の兵士・民間人と逃げ回る中で戦いの才覚を魅せる大場さん。もはや彼のすごさを描くための映画です。だからこそタイトルに「フォックスと呼ばれた男」というサブタイトルがついたのだと思います。これを観て「とても考えさせられる」ということはありませんが、竹野内豊さんが賢くカッコよく見えること、日本人が洋画のような映画を製作したすごさを体感できること、単純にちゃんとした戦争映画を観れること、という点では平均点少し上くらいの映画だと思います。

このレビューはネタバレを含みます

この作品や「真夏のオリオン」みたいな「武勇伝」が出てくるようになったのを見ると、日本人の「第二次世界大戦」の認識も変化してきたのかな…という気がする。

学校の歴史の授業では「日本はアジアを侵略し、ひどいことをしました」といった感じのことを教えられてきたからね。

今回の映画みたいな「武勇伝」や、「私は貝になりたい」、「プライド~運命の瞬間~」みたいな作品が増えることで、日本人の歴史観が変わっていくと思うし、そうあってほしい。

敗戦の「反省」は、「日本人を貶める」ことではないと思う。

日本サッカー協会や高野連を見ている限り、本当の意味での「反省」は出来てない気がする。上や外の人ばかりに弱い体質、下にばかり強い体質、わが社も実はそう。そういう体質を直すこと、幅広く意見を聞く耳を持つこと、それが出来ないと「反省」は出来たことにならない気がする。

竹之内豊は「ヒューマン・ドラマ」が好きなのだろうか、あまりコメディでは見ないね。

今回の役は合ってたと思うし、映画自体も面白かったということは最後に言っておきたい。。
MiYA

MiYAの感想・評価

2.5
投降することで民間人と兵士の命を守った将校というのが新しいヒーロー像なんでしょうけど、とりあえず何が「奇跡」なのかサッパリわかりませんでした(笑) 唐沢寿明の怪演が一番光ってたというのもどうなんでしょう…。
戦時下の記録映画みたいな感じです。どうやって犠牲を少なくするかという苦悩は描かれていると思う。
Fjmr93

Fjmr93の感想・評価

2.5
中嶋さんがわざとなんだろうけど、ふわっとし過ぎで引いてしまった。
史実に基づく映画のくせに、全体として良い話にまとめ過ぎな気が。
しんじ

しんじの感想・評価

2.7
実話なんですねー。
玉砕一辺倒かと思ってたのですが。

タイトルが太平洋の奇跡ですが、どの辺りが奇跡なのか伝わって来なかった。
akemi

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3.3
戦争モノは苦手。太平洋戦争だし。
でも竹野内さんが主役なので見ました。
奇跡はいずこ?って感じですが、日本兵の俳優陣の演技はいいですね。
tamaken

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3.5
題名のような『奇跡』というほどの劇的な戦果はない。絶望的な現実に淡々と静かに挑み続ける大場大尉が等身大で描かれる。

太平洋戦争を扱う作品によく見られる『滅びの美学』や『敗者の悲劇』は強調されず、その意味では潔いとも言える演出に好感が持てる。
shiori

shioriの感想・評価

3.3
キャストいいね。竹野内豊の誠実で賢くて悩める表情。山田くんのアツい内面を表す目ヂカラ。唐沢寿明の荒くれっぷり。井上真央の役には正直いらいらしたけど。あと時生。阿部サダヲ。戦争はどんな目線で見ても辛さしか残らない。戦争じゃなければルイス大尉と大場大尉ももっとスムーズに存在しあえる間柄になったと思うのに。
実際はもっともっともっともっと辛くて悲しくてグロくてエグいんでしょうね。
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