太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男の作品情報・感想・評価

「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」に投稿された感想・評価

tamaken

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3.5
題名のような『奇跡』というほどの劇的な戦果はない。絶望的な現実に淡々と静かに挑み続ける大場大尉が等身大で描かれる。

太平洋戦争を扱う作品によく見られる『滅びの美学』や『敗者の悲劇』は強調されず、その意味では潔いとも言える演出に好感が持てる。
shiori

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3.3
キャストいいね。竹野内豊の誠実で賢くて悩める表情。山田くんのアツい内面を表す目ヂカラ。唐沢寿明の荒くれっぷり。井上真央の役には正直いらいらしたけど。あと時生。阿部サダヲ。戦争はどんな目線で見ても辛さしか残らない。戦争じゃなければルイス大尉と大場大尉ももっとスムーズに存在しあえる間柄になったと思うのに。
実際はもっともっともっともっと辛くて悲しくてグロくてエグいんでしょうね。
nanabee

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3.2
武士道、日本人の精神は理解し難いらしいですね、これからの日本人に残っていくでしょうか。
ぱなお

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2.0
この映画を観たかぎりだけど、このわからず屋どもが(怒)と、腹だたしく思ってしまった。しょうがなかったんだろうけど、リーダーとして山を降りるまでの決断を少しでも早くしていれば、死人も少なくてすんだはず。そう思いながら観てしまうから、何でこんなにヒーロー的に描かれているのか…ラストシーンですっかり気持ちを置いていかれた。映画としては、フォックスとして敵を振り回すだけの計画が言うほど描かれていたとも思えない。そして"奇跡"って何のこと?『ヤシの実』は良かった。
くぅー

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3.6
予備知識ナシで見たのが裏目だったかなぁ。
個人的に、前半の大尉の人間像の掘り下げが弱く感じ、思慮深く賢い描写も薄くて、奇襲もあっさり終わり、“フォックス”のイメージにリンクせず、そのあたりをベタに劇的に見せて欲しかった。

それと唐沢寿明演じた一等兵との距離感にも戸惑う・・・あのルックスや行動にインパクトあり過ぎで、もしやこちらが“フォックス”かと思った時点で感情移入が厳しくなった。

しかし、終盤は力作のオーラが出てただけに、見方を間違えなければいいかと・・・邦題に惑わされず、大場栄大尉物語は一見の価値あり。
実在した残留日本兵、大場栄を描いた映画。キャストがすごい豪華。スキンヘッドの唐沢寿明が銃を乱射してて笑った。あと加古隆の音楽がめちゃくちゃ良い。
ふと思ったんだけど太平洋の奇跡ってタイトルは微妙な気がする。全然奇跡じゃないと思う。あと映画のジャケットが硫黄島からの手紙に似せすぎだと思う。
つぼい

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2.4
この映画を観てアメリカのプロパガンダ映画より日本のプロパガンダ映画の方が気持ち悪いということが分かった。

このレビューはネタバレを含みます

 冒頭、サイパン島の総攻撃のシーンなんかは。爆薬や人物の量がすさまじく、ものすごい大変そうな撮影で。興奮してみていました。

 良かったのは、オープニングだけで。残りは一転、苦痛の130分となってしまいました。

 たった40人で、アメリカ軍と戦ったらしいのですが。この映画では、全くもって米軍を翻弄するゲリラ戦を指揮する名将に見えないのが痛いです。ただ、日本人収容所に忍び込んで徴発をしているだけにしか見えなかったです。

 ジャングルの暑さや食料不足などの緊張感があまり伝わってこなかったです。そのためジャングルに隠れて住んでいる日本人コミュニティでの生活のを、ただ映しているだけで。テンションが高かった冒頭から一転、一気にテンションは下がるだけの映画でした。

 唐沢寿明さん演じる兵隊さんも、スキンヘッドに刺青と。異様な姿でマシンガンを撃ちまくる魅力的なキャラクターですが、戦略も戦術も関係なしに。ただ突っ込むだけという行動しかしないし。あの退場の仕方だったら、別に登場しなくてもいい人物でした。出てきてる間も、特にこれといった行動はしない印象でした。

 ヒロインの看護婦さんも、米兵を憎い目でひたすら見ていますが。その意味が一体、なんだったのか最後までわからず。ひたすら、米兵憎い! のままで終わるという何の成長もない人物で。これまた出てきた意味があるのか謎でした。

 アメリカ側も、やたらと日本兵に同情的で理解ある人たちで。気持ち悪いくらいでした。実際の戦争で、ここまで理解しあえたのかが疑問です。

 一体、何が太平洋の奇跡なのか? よくわかりませんでした。
大場大尉が住民の安全確保を優先させ且つ持久戦に持ち込み指揮する姿が凄かった。
女性でも米兵を殺したいという思いで銃を握ったりしていたのは少し考え深いところであった。
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