ssr701

花の子ルンルン こんにちは桜の国のssr701のレビュー・感想・評価

3.0
歌しか知らないのですが見てみました
15分間の劇場版です
ルンルンが世界中を旅する映像と共に
オープニング曲を楽しむと
一段とその素晴らしさが伝わってきます

それにしてもルンルンの可愛さは異常!
「私は花の子です♪」と「名前はルンルンです♪」
の歌詞のあとでボクのことを
まっすぐに見つめてくるのでもうドッキドキです
手元に救心が無かったら危ういところでした
今のアニメには「あかるいところでみてね!」
というテロップで注意喚起がされていますが
ルンルンには「きゅうしんをよういしてね!」
というテロップが必要ですね(必要ないです)
…いざ視聴開始!

(ネタバレあり&異常性ありです)

飛行機の窓から
富士山を見下ろしてニッコニコのルンルン!
やっぱり可愛いですなあ~
その横には犬と猫がいて…
ん? 犬と猫?
おそらくですが
言葉をしゃべるから動物じゃないですよ?と
一休さんよろしくとんちを聞かせて
搭乗したのだと思います
もうルンルンが可愛いから
それくらいどうってことないんですよ…
視聴続行です!

でトゲニシアとかいう意地悪そうな
魔女っぽいキャラが東京タワーから街を見下ろして
「緑なんて無いし
空はスモッグ!川は汚い!
東京は公害のひどいところだわ…」とつぶやきます
1980年当時も公害の問題が深刻だったんでしょうなあ…
ルンルンも
「日本は自然破壊が進んでるって言うじゃない」
なんて言うし社会派アニメですネ!

トゲニシアは自然の美しさを憎んでいるので
桜の花をすべて枯らして散らしてしまう作戦に出ます
どんな魔法を使うのかな?と思ったら
その子分のタヌキみたいなおっさんが機材を使って
なんらかの薬剤を噴射するという
わりとアナログな方法でちょっと拍子抜けなのでした

ところがそのあとトゲニシアは
指1本で激しい風を巻き起こします
「花粉風」という魔法のようですが
名前からは想像もつかない
桜の木が折れんばかりの大嵐なのです
…これで散らした方が手っ取り早いのでは?
と思いきやこれを使いすぎると
若さや美しさが失われるようです

その大嵐によってルンルンも吹き飛ばされることに!
ルンルンはもちろんのこと
ルンルンのスカートもピンチです!
清純派のルンルンのパンチラなんて映していいんでしょうか?
スタッフもそう思ったのか不自然なまでに
ギリギリのところでめくりあがりません…
さすがに吹き飛ばされたときに1コマか2コマほど
ルンルンのパンチラらしきものが拝めるのですが
これはきっとスカートの裏地の白に違いないと
判定しておきます
誤審だと責められるのは覚悟の上です
ルンルンのことをいやらしい目で見るなんて
決して許されないことなのですからネ!
(←0.07倍速で何度も確認して何を言ってるの?)
ちなみにほかのシーンで
タヌキのおっさんに突き飛ばされた
セーラー服のお姉さんは
豪快にパンチラをお見舞いしてくれたのでした


五重の塔の上まで飛ばされてしまったルンルン!
花の近くまで行かないと
何らかのちからが発揮できないとのこと…
この窮地をいったいどう切り抜けるのか!
ルンルンがくだした判断は…?
(30秒後)
…よくわからないけどいつの間にか降りてました!
えぇぇぇ~
これは…!
理由もなくなぜか脱出できてしまうという
「仮面ライダー対じごく大使」のオマージュでしょうか?
同じ東映の作品ですからきっとそうでしょう
そう考える以外に選択肢が見当たりません

さて新幹線で京都へと移動するトゲニシアを
ルンルンも新幹線に乗って追います
魔法とか使わないのね…

京都に着いて舞妓さんとすれ違ったルンルンは
いよいよ魔法を使います!
なんと!舞妓さんに変身です!
か…可愛い…可愛すぎる…
救心をガブ飲みしなくては…!

この後いつの間にか先回りして
背中を向けて立って待っていたルンルンに
心の中でどちて坊やが「どちて?」と
繰り返し問い掛けたくなりますが
とにかくルンルンはトゲニシアと子分を
こらしめることに成功するのでした
よかったネ!

しかしトゲニシアには魔法のちからを使ったものの
タヌキのおっさんに対しては
番傘の先であごを突くという
直接的な乱暴なやり方をしたようですが
清純派のルンルンがそんな野蛮なことを
するわけがないのでボクの見間違いだと思います
これも誤審だと責められても
「俺がルールブックだ!」と
毅然とした態度で臨みたいと思います


そして「自然を大切に!」
というメッセージを発してこの作品は終わります
いや~名作でした
ぜひ学校の授業で使ってほしい作品なのでした


エンディング曲が終わった後の
最後の最後にルンルンが最高の笑顔で
心臓を攻撃してくるのでみなさん気を付けてネ!
ssr701

ssr701