rokumei

冬物語のrokumeiのレビュー・感想・評価

冬物語(1992年製作の映画)
4.0
フェリシーの3人の恋人はフェリシーを映す鏡のような存在として機能してた。美容師はフェリシーの恋愛観や性格を。司書は彼女の哲学的視点を。シャルルは本当の彼女の気持ちや姿を映しるように感じた。

シェイクスピアの「冬物語」の王様が、今作のフェリシーと対応していて、死んだ妃がシャルルと対応していた。

フェリシーの無鉄砲で無遠慮な性格に振り回された2人も可哀想

終わり方が綺麗だと感じたのは、撮影がラストのバスのシーンからだったと聞いたからなのか

エリーゼがシャルルのことを「パパ」と呼んだところにグッときた
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