ねね

バンド・ワゴンのねねのレビュー・感想・評価

バンド・ワゴン(1953年製作の映画)
3.6
祖父が1番好きな映画ということでずっと観たいと思いながら、やっと実行。

トニー自身、自分はまだまだやれる!と信じていながらも、自分の人気が過去のものとなっていることをヒシヒシと感じている様子が切なかった。
世間から過去の栄光だと思われつつあっても、ゲームセンターでのトニーのダンスは、軽やで優雅さが漂い、とても格好良かった。
セントラルパークでのダンスシーンは、「la•la•land」でも書かれていた通り、この映画がモデルになっているのがよく分かった。

三つ子の歌も面白くて笑ってしまう。

全体的に悲観的ではなく、所々でクスッと笑えるのが、ミュージカルらしいと思った。
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