くろいひと

チャップリンの殺人狂時代のくろいひとのレビュー・感想・評価

チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)
4.2
チャップリンのドタバタ喜劇を期待していると肩透かしをくらうが、コメディの天才によるシリアスな名作であり、全体の完成度は高い。

ここかしこの「技」に笑わされながら、狂気が日常化した世界にはまってしまう。
そして、ラストの名台詞は古びるどころか、いまなお見るものに突きつけられる「黙示録」のそれである。
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