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やさしい女のmikuのレビュー・感想・評価

やさしい女(1969年製作の映画)
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「これからはもっと愛するよ」に対して、「このままでいいのに」と返す女。惨めな暮らしから逃れることのみが結婚から得られたけれど、最初から男に期待すらしていなかった。独占欲を愛と履き違える男。これは「すべてが無理」ですね。冒頭の、倒れるテーブルセットと浮かび上がるストールで、これは好きって思えた。ブレッソンを観て初めて寝なかったな。
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