投身自殺をした妻の亡骸を前に、男は苦しい結婚生活を回想する。パリで質屋を質屋を営む男は、客として来ていた貧しく優しい女に恋をする。やがて2人は結婚するが、男は嫉妬から女を縛ろうとし......。
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まるっと身体─死体である─がフレームに完璧に収まる冒頭以外はブレッソン的な断片が示されるショットが続き、まさに「モンタージュ。死んだ映像から生きた映像への移行」で痺れる。つなぐことでしか生を取り戻す…
>>続きを読む女は突然死ぬし、男は突然女を愛す
一件回想者としてこの映画を扱うこともできるが、時折、そうはさせまいと語っている今と語られている過去が、ショットによって混じり合う
音にも顕著に現れている、語っている…
はじめてブレッソン映画おもしろいかもと思った。
冒頭。
ネオン街を駆け抜ける車から→ドアノブを握る手→風→マフラー→車が止まる→女が倒れている
モノと手
現金
女の足元に手が重なる
初夜
階段…
椅子が揺れ、机が倒れ、マフラーが舞い、女が死んでいる。画の引力。
質を入れる行為の反復と、好意の蓄積。
品物を取る手、文字を書く手、天秤で量る手。
ベッドの中でも、車内でも、笑い声は聞こえても、表情…
『ラルジャン』で見せた札をめぐる手の指の美しさは本作の時には既に健在。男が朝食にパンを焼いている場面。トースターに挟んだパンを出して皿に重ねて再びトースターにパンを挟む。通常の食パンのサイズではな…