焼き

やさしい女の焼きのレビュー・感想・評価

やさしい女(1969年製作の映画)
4.5
無機物最高
最初のテーブル、スカーフ、女の流れもそうやけど、そっから物としての女の足がベッドからハミ出て触れてること、男が触れるベッドサイドの画を少し残すことで画面に痣みたいなんができてて息が詰まる。人の痕跡を感じる物を扱う質屋が舞台であることもそう。
感情があふれる2人が爆笑するシーンでも映るんは無機物が揺れるとこ。人間の動きがギシギシに縛られてるように見えるブレッソン映画んなかで、揺れる振子やら無機物の動きの本物さにギョッとするしずっと見惚れる。
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