2004年。 監督はマイケル・ウィンターボトム。
あるカップルのライヴ鑑賞とセックスを描いた作品。
8つのバンドのライヴ映像と、カップルのセックスが交互に展開する。
本当にセックスしてるらしいのだが、観てて全然面白くない。 女がモデル体型の長身で激しい貧乳なので、好きな人は楽しめるのかもしれない。
興味のほとんどないバンドのライヴと、退屈なセックスシーンを延々と見せられて参った。 イチャついたり痴話喧嘩したりもしてるのだが、どうでもいい会話をしててものすごくつまらなかった。
監督が「実験的な作品」と言っているのですが、この実験は失敗なんじゃないでしょうか。
同じようにリアルなセックスシーンを描いている、ギャスパー・ノエ監督の『LOVE』は映像も女優も美しいし、エロいし、そして耐えられないくらいの絶望が描かれている大傑作なので、その辺は監督の感性の違いですね。
スーパーがっかりムーヴィーでした。