TakeChang

3時10分、決断のときのTakeChangのレビュー・感想・評価

3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)
4.2
ちょいネタバレがあるレビューかもです。
西部劇を久しぶりにみた。
強盗団のボスであるラッセル・クロウが捕まり。
クリスチャン・ベイルが200ドルの為に護送を引き受ける。
クリスチャン・ベイルは借金があり土地を取られる寸前だ。
そんな父親は息子からの尊敬は得られていない。
妻には苦労かけっぱなしだ。
ラッセル・クロウは、凄腕ガンマンで部下でも失敗すれば躊躇なく殺す。
3時10分の列車にラッセル・クロウを乗せるのがクリスチャン・ベイルのミッションだ。
ラッセル・クロウの忠実な部下達が執拗に追いかけてくる。
子供だからと置いてきた14歳の息子は父であるクリスチャン・ベイルを追いかけてピンチを助ける。
護送するまでにラッセル・クロウとクリスチャン・ベイルが幾度となくする話が今までの2人の人生と生き方を想像させる。
クライマックスは保安官達もみんな逃げ出しクリスチャン・ベイルだけが命をかけて護送を続ける。
それは、家族を守る為であり、おのれの尊厳の為でも有る。
悲しいラストのラッセル・クロウやクリスチャン・ベイルの行動を見ると人間はどう行動してどう生きるべきか。
そんな事を考えてしまう。
息子に恥じない生き方をしよう。
そんなふうに思える映画でした。
最近見た中では秀逸の作品であることは間違い無い。
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