3時10分、決断のときの作品情報・感想・評価

「3時10分、決断のとき」に投稿された感想・評価

そら

そらの感想・評価

4.0
この頃のラッセル・クロウかっこよすぎる むせ返るほど渋い男の友情
牧場を経営するダンは強盗団のボス、ベン・ウェイドを縛り首にするため汽車に乗せようとする。

正義の父を演じるはクリスチャン・ベイル!悪の帝王を演じるはラッセル・クロウ!水と油な二人の漢、旅の果てに待つものとは!
..煽り文句を勝手に考えてみました。

正義が虐げられ、悪が得をする世の中で、最後まで息子に正義を示し続ける漢の姿、こんなものかっこいいと思わずにはいられません。
敵役のベン・ウェイドも、時に優しく時に厳しい悪のカリスマで、自分を曲げないカッコよさがあります。

正義、友情、意地、いろんな男臭さが凝縮された胸が熱くなるような映画でした。

オススメです。
MiYA

MiYAの感想・評価

4.5
「午後のロードショー」にて。これは2人の男の熱い生き様を描いた映画で、あまり西部劇の文脈を意識しなくていいと思います。

ベン(クリスチャン・ベール)は誰に頼まれてもしないのにお尋ね者を護送する任務につく。ダン(ラッセル・クロウ)は部下が助けに来ているのにベンと行動を共にする。2人の行動はどう考えても不合理なのに、でも何かが彼らを駆り立てる。この話に説得力を持たせるのは2人の俳優の演技力の功績なんだろうなぁ。

そしてクライマックスがとにかく熱い。反目する息子の前でついに男になるベン。自分を救出しにきた子分に躊躇なく銃を向けるダン。すばらしい。

それにしてもラッセル・クロウのかっこよさよ。セリフは多くないですが、複雑な性格の男を見事に「目」で演じています。これは惚れる。「クイック&デッド」の若手ガンマンがこんな渋い男に成長するとは。
ラッセルクロウのタレ目と愛嬌のいい顔で、アウトローが、いいのかしらと思っていたが、これが最後に効いてくる。邦画の時代劇、洋画の西部劇。やはり、無条件に面白い。殺人者との友情なんてどうかと思うが、これが、西部開拓時代の成せる技なんだろう。最後は、泣けた。
Masato

Masatoの感想・評価

4.3

悪の奥底にあるヒューマニズム

50年代の同名作品のリメイク。「許されざる者」で西部劇の時代を終わらせたかと思いきや、なんとも男臭いものを復活させている。

渋い男を描かせたら右に出るものはいないジェームズマンゴールド監督。後に作るローガンに通ずるものを感じられる。家族のために命を懸けて悪党を護送するダンと、味方が来るからとクールでいるウェイド。彼らの信頼関係がカギとなる映画。

とにかくラッセルクロウがカッコいい。彼はケダモノであり、性根が腐っている。腐っていなければ、無法の地でケダモノのリーダーはできないと本人は言う。しかし、そんな彼でさえも動かされるものがあった。それは誰もが通過する親子の愛。きっと、両親の愛をまともに貰えなかったからこそ、そこに善を見出したのだろう。ラストのウェイドの心情は「あんな父親のもとで生きていたら、変われたかもな」とおもいたいね。勝手な妄想。この漢のドラマに妄想尽き果てぬ。

クリスチャンベイルもかっこいいなあ。頼りなさげだけど、やると決めたら絶対に曲げないところが好きだ。


あーRDR2楽しみ
とがり

とがりの感想・評価

4.2
50年代西部劇のリメイクらしいが、無骨ならしさと迫力のある銃撃戦と、悪党と善人の矜持の対比と感応が見応えのあるドラマを生んでいる。

この作品の魅力の大きな部分を占めるのは俳優陣の演技。
特にラッセル・クロウの飄々としかし眼の奥に残虐さを潜ませた悪役加減が素晴らしい。
ラッセル・クロウのこういう役を待っていた感がある。
最後まで信念と正義を貫こうと必死なクリスチャン・ベールはもちろん、息子役ローガン・ラーマン、ボスを慕い過ぎる狂犬ベン・フォスターも良かった。
つよ

つよの感想・評価

4.2
悪党と護衛する男の話。
西部劇は好き。

主役二人をメインに、カッコいい。
志庵

志庵の感想・評価

3.5
西部劇モノは【バック・トゥ・ザ・フューチャー3】以来ぶりで観ました(笑)

自分の中で西部劇っていうと、お互い3歩下がっての撃ち合いを予想していたのですが違ってました…が、なかなか面白かったです。

大まかに悪役ラッセルを良い役のクリスチャン達が遠く離れた汽車駅まで護送するお話です。

この作品はリメイクだったんですね!
機会があれば観てみようと思います。
うっち

うっちの感想・評価

3.8
設定としては変わっているので西部劇の王道ではないけれど、主役2人の存在感で最後まで観せてしまう。ラッセルクロウ好きならオススメ。
jojo

jojoの感想・評価

4.8
仕事を長い間続けていると、ふと「俺はなんのために働いているか?」なんて思うことがある。
それは数年おきだったり、数ヶ月おきだったり。
人によっては毎日それを思っている人がいるかもしれない。

そんな感じで時折「働く理由」、「働く動機」が欲しくなるのだ。
でも割と多くの人がそれを見出せずにいる。

自分はその辺かなり楽だ。

ある時は「レンタルDVD代を稼ぐため」だったり、
ある時は「来月発売のサントラ(限定3000枚)を買うため」だったり。

う~ん実に軽い。軽すぎる。いいのか?これで?

なんて思ってる時に観た映画がこれ。

『3時10分、決断のとき』
 
2007年製作のアメリカ映画。
主演は「ダークナイト」でバットマンを演じたクリスチャン・ベイル。
そしてもう一人の主人公が「グラディエーター」のラッセル・クロウ。

ジャンルはいまどき珍しい西部劇。
そのせいか日本ではほとんど知られていない。

でもこの映画、間違いなく傑作。

借金苦で家族から軽蔑されている牧場主の男がある仕事を請け負った。
それは西部の極悪ガンマンを刑務所行きの汽車まで護送すること。

その汽車の出発時間が「3時10分」なのだ。

ベイル演じる牧場主は全くヒーロー性が無いただのおっさんだ。
そんなおっさんが「借金苦からの開放」、
いや何よりも「父親としての尊厳」のためにこの危険な仕事を遂行していく。

一方、クロウ演じる極悪ガンマンはまさに「悪の美学」が似合う悪党。
何からも縛られことなく自由奔放に思うがままに生きている。

この対照的な二人のドラマが実に面白い。

西部劇と聞くと派手なガンアクションで最後は一対一の対決!なんて
イメージだがこの作品は全く違う。

最初の方で極悪ガンマンがいきなり捕まってしまう。
あとはずっと護送する牧場主との、主に二人を中心としたドラマが展開していくのだ。

そして後半、いよいよ汽車に乗せる直前、 極悪ガンマンの手下どもがボスの救出のために町にやって来る!
 
完全に包囲された中でガンマンは言う。

「俺を逃がせば1000ドルやるぜ」

汽車に乗せた時の成功報酬はわずか200ドル。

この誘いに牧場主の心は揺れる。

そして彼は決断する。

この仕事を請け負った理由、 「父親としての尊厳」を貫くために・・・

かっこいい・・・久々グッと来た!

主人公の牧場主もいいが特にクロウ演じるガンマンが良い。
間違いなく「悪」なのだが時折出てくる人間くさい部分もあって
実に味がある。

とにかく久々にキャクラクーのドラマに引き込まれた作品でありました。

この作品の観たあとにこう思った。

「俺もなにかもっと崇高な理由で仕事をせねば・・・」と。 とりあえず今は思いつくのは・・・「映画のDVDを買うため」だな。

追記

「ワンパターンにならないように一味加えたストーリー」
「きっちり描かれたキャラクター」
「わかりやすいモチベーション」

シナリオの勉強をしたい人にはお勧めの作品です。
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