マーマレード

3時10分、決断のときのマーマレードのレビュー・感想・評価

3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)
4.5
村上春樹訳の「オンブレ」に収録されている作品を読んで気になったので観賞。初めての西部劇で、しばらくはちょっと飲み込めないし馴染めなかったけど、残り40分くらい辺りから目が離せなくなり、ラストが印象に残る。父の葛藤や息子の思い、男たちの泥臭さや風景も一つ一つの描写がまるで絵のように質が高い。「オンブレ」を読んでなかったら観ていなかった西部劇。息子くんはイケメンだし、ラッセルクロウもカッコ良かった。