進藤先生

3時10分、決断のときの進藤先生のネタバレレビュー・内容・結末

3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

①ベン・ウェイド 「 ラッセル・クロウ 」
強盗団の“ カリスマ ”ボス

早撃ちで冷酷無比な男だが、聖書を愛読し詩的な言葉で女を口説く…実は男気にあふれ、魅力的で惹き込まれる

②ダン 「 クリスチャン・ベイル 」
南北戦争で片脚を失い、借金まみれで妻と息子2人を養うさえない牧場主

お金の為…よりもプライドの為に危険なウェイド護送の仕事を引き受けるダン
「…もうウンザリなんだ。
息子たちの軽蔑の眼差しにも、君の態度にも、片脚で惨めな自分にもだ。
この3年 神に祈り続けた」
心配する妻に向かってダンが心情を露呈する。

③ダンの事を憐れみの目で見ていたウェイド。
ウェイドの事をただの悪党と思っていたダン。
2人の互いを見る目が次第に変わっていき…

終盤、ウェイドに大金で逃す事を持ちかけられても断り、大勢の敵に囲まれても決して逃げないダンと、

ダンに心動かされたウェイドがとった行動……胸が熱くなる

父親より犯罪者のウェイドに憧れていた息子が初めて父を尊敬する

★私の中の「カッコイイ男に浸る西部劇」BEST3のひとつ


👇2021年追記

何度観ても終盤は胸熱🔥

クリスチャン・ベイルが演じるダンの高潔さが『ダークナイト』のブルース・ウェインと被る。

撃たれても不死身な賞金稼ぎはピーター・フォンダ


2015/8/6 Blu-ray[4.5]
2021/11/9 BS録画
進藤先生

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