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時をかける少女の4nobuのネタバレレビュー・内容・結末

時をかける少女(1983年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

とにかく写るもの全てが青くて観ているこちらが恥ずかしくなる位だった。鑑賞中に眠たくなりつつも「まぁ、昔の日本映画こんなもんかな」と思ったが後半に考えが一転した。これが大林宣彦の映像マジックなんだ!幼馴染みの正体を知り全てを正しい在り方に戻す為タイムリープの世界へ、もう一緒に時空を遡っているかのようで観入ってしまった。ラスト記憶が無くなっているはずなのに大人になった少女は愛する人と同じ道を歩む、その後ろ姿に揺るぎない強さを感じた。この雰囲気からエンドロールにあの曲似合わないだろうと思ったが。もぅ原田知世の可愛さにほっこりしてしまって拍手したい位だった。
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