諒

デッドゾーンの諒のレビュー・感想・評価

デッドゾーン(1983年製作の映画)
4.5
とても面白かった。
目覚めた時には、自分には数日の感覚なのに恋人は結婚して子供までいる。
いつ目覚めるか分からないので、恋人を責められないけれど、自分だったらどうするだろうなと考えさせられた。
事故に遭っただけでも悲劇なのに、見たくもない他人の不幸が見える。
こういう力を持つのは不幸でしかない気がする。
役に立つけれど、役に立ったという証明も出来ず。
それがうまく描かれている。
どこまでも孤独で切ない。
諒