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喜劇東京の田舎ッぺのjunのレビュー・感想・評価

喜劇東京の田舎ッぺ(1967年製作の映画)
2.7
唐草模様の風呂敷をトレードマークに60年代に人気を博したお笑い芸人、東京ぼん太が主人公を演じた喜劇。このあと続編が2本作られているので当時はそれなりに受けたのかもしれないがどうも辛気臭く湿っぽい感じで笑えない。ただ本筋とは関係ない部分で80系気動車時代の特急「やまばと」や新宿西口ターミナルに次々と到着する関東バスのボンネット車、都営と東急バスによる138系統(新宿駅西口ー大森操車所)の運行開始を知らせる立て看板など貴重な風景や女子プロレスラーの入場シーンのようなコスチュームの松原智恵子、特別出演で楽屋落ちのジョークを飛ばす小林旭、最晩年の初代柳家三亀松といった興味深いシーンが観られるのが楽しい。
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