三期鬼太郎の4作目。
原作は「おぼろ車」で、一期鬼太郎テレビでも映像化されてる。
さらに元をたどると、墓場鬼太郎の「ブリガドーン」のエピソード。
突然首都が霧に包まれ妖怪に支配される。“ぐわごぜ”が妖怪のリーダー。
ぐわごぜの娘としてカロリーヌが出てくる。ここまでは原作マンガと一緒。
（因に“墓場”ではカロリーヌの父親はガモツ博士）
この映画では更にアレンジ。まずぐわごぜの上に更に“妖怪皇帝”なる者がいる。
そしてカロリーヌが、全然別デザインの金髪ロリータキャラに変更されてる。お前誰だ？ってキャラの変更。
このカロリーヌとねずみ男が心を通わせ合う、というのが話の本筋になる。
たまたまカロリーヌを助け、なつかれるねずみ男。いつになく男気を見せ格好良い。ブリガドーン現象を起こした朧車との絡みも含め、なかなか泣ける。
もちろん高僧チンポも出てくるぞ。「チ・ン・ポ」！
南方妖怪チンポに継ぐネーミング。
漫画家水木しげるが、自身のマンガに出てくるというメタ構造もそのまんまアニメ化。でもこちらもキャラデザインは別人。
で、妖怪皇帝は実はぬらりひょんでした〜〜〜！！！って…
「でしょうねぇええええ！！！」知ってた！！
声がめっちゃ青野武だし！
ビビビのねずみ男、男泣き映画。
