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ラブリーボーンのcatmojoのレビュー・感想・評価

ラブリーボーン(2009年製作の映画)
3.3
最初に見たのは小学生の時。
もちろんトラウマもの。

無闇に人に付いて行ってはいけないと
肝に銘じたのを覚えている。


かなり月日が経ってから再度鑑賞。

悲しくて切なくて、
でも強烈に印象に残る映画だ。

ラストシーンのせいで
消化不良と言われがちだが、
個人的には好き。

スタンリー・トゥッチの
変態おじさん役がなんといってもリアル。
いたいけな14歳の少女が
無惨に殺される描写は今見ても恐ろしい。

こんなにもリアルで残酷な内容から始まるのに、そこからは幻想的な天国の世界へ展開していくという。普通なら違和感を感じるが、受け入れられてしまうのはスピルバーグの所業だろうか。

天国に行ってしまった少女と、
残された家族との絆を
迫りくる犯人の魔の手と共に
スリリングに描いた良作。
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