探し回って渋谷のTSUTAYAにあると知りレンタル。
正直最初の1時間は微妙だなあって思いながら観てた（クズばっか、話がよく分からない、展開が無理やり）んだけど、後半はマジで惹きつけられた。
台湾の市井の生活感と、照明とアングルで魅せる映像美の虚構をうまく混ぜながら、10代の若者の持つ鋭さと脆さを巧みに描き出している。
ぶっちゃけ、描ききれてない登場人物の内面とその後とか、個人的不満はなきにしもあらずなんだけど、ラストで全部吹っ飛んだ。
忘れっぽい自分だけど、あのラストシーンはこの後の人生でも覚えてるんだろうなって思う。
