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黄泉がえりのanechのレビュー・感想・評価

黄泉がえり(2002年製作の映画)
3.8
YouTubeの「ホイチョイ的映画生活」で馬場さんが【草彅剛主演作品】として解説しているのを見て、興味が湧いたので、観てみた。
死者が蘇るというので怖いシーンもあるのかと思っていたら、そういうシーンは無かった。
一方、感動押し売り優先で蘇りの理屈は適当なのかもと警戒していたら、それもなく、蘇りのしくみは結論は出ないもののそれなりに科学的に描かれていた。
そして、親子、兄弟、夫婦、恋人、それぞれ人が人を愛することの愛しさ切なさが大袈裟でなく静かに描かれていて、愛しい人を大切にしようと思わせてくれた。
当時何と無くの食わず嫌いで観なかったのだが、こういうきっかけで観る機会を得られてよかった。
まだあどけない市原隼人や長澤まさみも、このころから素敵だったんだ、と改めて知った。
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