久しぶりの鑑賞。
アメリカとイラクの戦禍。中隊での連日の爆弾処理、長時間の戦闘や駆け引き。そのどれもが高い緊迫感とリアリティをもって描かれている。
でもなぜか、この作品は優しい。主役のジェームズが破天荒だけど繊細さをもった人物像のためか、任務を終えて家族と過ごすシーンがあったからか...。
深く掘り下げられない僕では分からないけど、初見の時も何となく女性がつくった映画ではないかと感じた。作品の物腰がどこか柔らかい(意味不明か)。
主たる登場人物は絞られているので、戦闘シーンも誰だか分からなくならずに見やすい。
戦争映画を語れるほどはぜんぜん観てないけど、「プラトーン」「フルメタルジャケット」と並んで好き。