荒川自転車乃介

ハート・ロッカーの荒川自転車乃介のレビュー・感想・評価

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)
3.6
イラクで活動するアメリカ陸軍の爆発物処理班の物語。主役は、小部隊のリーダーのような男性だが、爆発物処理という任務を超えて、暴走してしまう。そして、部下たちは、その暴走に右往左往させられる。
イラク市民の誰が、敵対して自爆テロをする者なのかわからないというところなどに、リアリティを感じた。
日本も中東の海に掃海艇を派遣したり、治安維持の部隊を出したりしたが、政治家は最低限、こう言う映画を見た上で、派遣を論ずるべきだと思った。