kawashiman

ハート・ロッカーのkawashimanのレビュー・感想・評価

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)
3.9
緊迫感がすごい。
激しい撃ち合いではなく、一見地味な爆弾処理に特化した戦争映画。しかし、そこには私達の知らない世界があり新鮮な内容だった。
無駄な音楽が少なく、戦争映画なのに、静けさの続くシーンが多い。ただ、逆にその静けさによって、急にドカーンと爆弾が爆発するかも知れないという恐怖を増大させる。
本当に戦場は麻薬的なものなのか?体験した人にしかわからないのだろうけど、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされた事がある人は、使命感に駆り立てられて、再び戦場に向かうのではなく、戦争を無くすために是非その体験を語り継いで行って欲しいと願う。
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