上海十月

日本海大海戦 海ゆかばの上海十月のレビュー・感想・評価

日本海大海戦 海ゆかば(1983年製作の映画)
2.4
三原順子のおんなストーカー、音楽センスが無さそうなストーリー展開、中野明慶の爆発水しぶきと台無し感が高い作品。
「二百三高地」に引き続き笠原和夫脚本、舛田利雄監督作品を観る。確かに日露戦争を俯瞰するには両方必要。だから秋山兄弟の「坂の上の雲」がバランスがいい。映画だと分けて描くのがいいのだが、従来の描き方でなく変化球としての楽団を主軸に展開。沖田浩之、三原順子の下手さ加減もあるのと楽団があまり効果的に使われてない。ラストは、鎮魂の意味もあるんだろうけど中途半端なトランペット演奏で終了。特撮も力が入っていないので面白くもない。NHKの「坂の上の雲」のCG効果には驚くばかりだ。
上海十月

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