このレビューはネタバレを含みます
雄大な牧草地帯広がる北海道根釧。そこで酪農を営む親子と1人の訳ありな旅人との交流を描く。
まず、肉体労働の過酷さが伝わってくる。日がカンカンと照る中干草積んだり、給餌したり掃除したり腰にきそう汗。自然と生きるのは厳しいね。でも、精神的には健康そうかも。空気が美味しいし、夜には満天の星空、食べものも旨い。
些細なことだけど、家の窓がビニールなのはどうしてかな? 金の問題か。
警察に連行される耕作のシーンはじわっとくる。なにも知らない無垢な少年の呼び声が感動を誘うのだ。
いい演技するねこの子。武田鉄也も良かった。
最後のハンカチ渡すのは不自然かな。中に凶器入ってたらどうするんだ。