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「遥かなる山の呼び声」に投稿された感想・評価

佳乃子

佳乃子の感想・評価

4.5
ま〜〜〜たいいの見ちゃったなぁ高倉健と倍賞千恵子のペアリングはほんと安定してる、だんだん心を開いていく感じがとても良い、広い土地と動物に囲まれた生活、いいなぁ。
あと何よりたけしが最高
⭕️初見

第四回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞、山田洋次監督作品ということで鑑賞。

北海道が舞台で主演は高倉健ということで「幸せの黄色いハンカチ」と同様のテイストに期待を膨らませて鑑賞しました。

昭和後期映画を語る上で欠かせない監督、俳優陣の織りなす世界は見ものです。

◼️脚本は流石に賞を取るほどのものということもあり、シンプルに面白かった。

言ってしまえばベタな内容のように感じるのですが、ストーリーの構成が豪華役者陣の演技にマッチして、とても素晴らしく映っていました。

赤の他人と過ごす数ヶ月間で縮まっていく距離の描き方は、北海道の田舎町という設定も相まって、余計な情報がなく観やすいし、広大な土地から伝わる寛容な空気感には深みを感じました。

ヒロイン(下記参照)が抱える主人公とは関係のない問題も点で描かれていきますが、これが見事に線になるので、お手本のような脚本でした。

◼️キャラクター設定が良い。

やっぱ、この映画の見所は、倍賞千恵子演じるヒロインの描き方だなぁと感じました。

女手一つで子供を育てていて、自分という芯を持っている強い女性像なのですが、この表面と、裏にある”女“としての一面を絶妙な塩梅で描かれていて、やっぱ倍賞千恵子は良い役者だなぁと思いました。

節々で見せる表情が素敵なのよねぇ。後半になるにつれて色々と見えてきて良い。

◼️結局、舞台が北海道という強さ。

まぁ、全てを包み込んでくれているのは、ここにあるような気がします。

ストーリー性もキャラクター設定も、北の大地が織りなす乾いた夏の空気感や長い冬の凍える寒さ、広い空や雄大な自然、動物たちに支えられて、情景や心情の描写が誇張されていました。

◼️総括

個人的には山田洋次監督作品の中でも割と好きな方かも。
映画として非常に優れているのでおすすめ。

《好きなシーン》

ラストシーンまでの一連が結局良い。
主人公高倉健が自分のバックボーンを暴露し、警察に連行されるまでの一連はなんだが日本映画らしさを感じられて素晴らしかったです。

このレビューはネタバレを含みます

北海道で牧場を切り盛りしながら一人で息子武志を育てている民子のもとに一夜の宿を求めてきた男がここで働かせてほしいと夏になって再びやってくる話。
北海道行きたい。牛と馬が可愛くて高倉健がシブい映画。幸福の黄色いハンカチと色々被るところはあるけどこれはこれで古き良き物語。武志を通じて静かに惹かれあっていく二人の距離感が凄く好き。強く戦い続けてきた民子が「行かないで」と弱気になるシーンはなかなか胸にくるものがある。何かあると助け合える人達が周りにいるっていいよなぁ。武志は終始可愛かったな。寡黙な高倉健と無邪気な子供の組み合わせってズルい。ラストがまたよかった。これは完璧な終わり方でしょう。最後にいいとこ持ってきやがったなおっさん。
山田洋次ってよりかは、高倉健×倍賞千恵子×試される大地で大勝利という感じ。圧巻のラストによって完成された秀作。
ハナ肇の存在感と武田鉄矢のコミカルキャラとの親和性が収穫。
TaeTae

TaeTaeの感想・評価

4.1
虻田三兄弟(ハナ肇、他)の「♪藁にまみれてよ〜」と唄いながら藁の中にコケるシーンに笑い、「人工受精師」を嬉々として演じた渥美清にほっこり。
入院中の民子からの電話に、ひとみに作ってもらった食事を「まずい」と言う武志は可愛いし、
「おじさん、どこ行くのー?」と後追いする武志にはもらい泣き。
吉岡秀隆は子役時代の方が上手い。

列車で虻田に民子の近況を語らせる演出が笑えてほろり。
TsukiY

TsukiYの感想・評価

3.6
大スターって、ある程度神秘性が必要な気がした。

高倉健、こりゃ憧れます。
シナチQ

シナチQの感想・評価

5.0
ちびっ子役の吉岡君、天才!ハナ肇さんがメッチャいい味…最後の列車の場面も涙…待ってくれるってよ!そりゃ健さんも涙するよね〜今まで観た邦画の最高峰!大感動。
lag

lagの感想・評価

3.9
北海道にひとりで牛飼いして暮らす気の強い奥さんと息子のところに訳あり男がやってくる。季節はめぐる。近所さんも親戚もみんないい人。こわくて厄介だと思ったのに。そう良くはならないしずっとは続かなくても。粋だよね。
いやあこれは好きだな。タイトルからいっても西部劇のあの『シェーン』がモチーフになっているのは明らかだが、山田洋次監督が描くとやはりどこか日本らしい温かみ溢れるまとめ方がとても心地いい。"けーんカムバッ~ク!"とはさすがに言わないが吉岡秀隆少年がいかに天才子役だったか再認識させられた。
高倉健さん、かっこいい…!
倍賞千恵子さん、美しい…!

昔の作品って、台詞のやりとりや人間関係なんかが少しサッパリしてる気がする。
そこが良い。

ラストシーンがとっても粋で素敵だった。
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