ニューヨークの街を舞台にした3本の短編からなるオムニバス映画。
◇第1話『ライフ・レッスン』マーティン・スコセッシ監督作品 (私の評価 5.0)
カメラワークと音楽がオシャレな作品で、特にプルコルハルムの「青い影」が盛んにシーンを盛り上げてくれる。片思いをしている自由奔放な若い女の弟子に、一途に愛情をぶつける狂気に満ちた中年画家のお話。思い通りにいかない恋愛のやるせなさが上手に描かれており、またプルコルハルムの音楽も雰囲気を大いに盛り上げてくれる。私の大好きな作品。この作品だけを評価するなら満点評価。
第2話『ゾイのいない人生』フランシス・F・コッポラ監督作品 (私の評価 2.0)
セレブな少女が両親を仲直りさせるために奮闘するコメディ作品。子供達の視点で描かれていますが、ただ生意気な子供達を見せられている感じ。面白いとは思えなかった。
第３話『エディプス・コンプレックス』ウディ・アレン監督 (私の評価 3.8)
口うるさい母親に頭を悩ます50才の弁護士が主人公。途中からファンタジーな要素も加わるコメディ作品。こんな母親は嫌だけど作品としては面白かった。
この映画、はじめて1人で映画館に足を運んだ思い出深い作品です。久しぶりに自宅で鑑賞しましたが、当時と同じで『青い影』のメロディが頭にこびりついて離れない。切なくて心に染みるです。(*´꒳`*)
