Keny

髪結いの亭主のKenyのレビュー・感想・評価

髪結いの亭主(1990年製作の映画)
4.0
余計な描写はいらない。これは、男が少年の頃から抱き続けた女性への崇拝と、肉体の衰えへの恐怖の話なのだから。
永遠の愛の庇護を受けられないほどに官能的な関係というものもある。
老いの先に残るのが優しさだけだとしたら。不幸より死を選ぶ。確かに、それは理想なのだ。

妖麗でエロティック、しかし汚らしくない。マチルドの服装とオーラがたまらんのです。
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