モロコ

キング・オブ・コメディのモロコのレビュー・感想・評価

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)
3.0
自己肯定感爆上がりのパプキンを羨ましくなる気持ちを少なからず持ってしまったが、妄想癖があるし、私欲のためならなにこれ構わずやってしまうあたり、サイコでしかないなと感じる。
でも人生、受験、就職、コンテスト、競合会社との戦いとアピールをしなくてはいけない機会は沢山ある。その時、パプキンが乗り移れば良いなと思った。
どうやってもあんなに自信を持って自己アピールなんてできない。

ちょっと妄想シーンと現実世界が入り乱れていて、どこまでが現実か判断出来かねたが、
パプキンの頭の中がそうなのだろう。
ファンタジーのような変な世界に入り込んだ感じだった。

一緒に暮らすパプキンの母親は、声だけで登場しない。しかも毎回大声でのやりとり。
これって、「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」のハワードと母親のやりとりと一緒だよね笑
オマージュだったとは知らずに、オマージュ元で笑った。

あと少なからず、「ジョーカー」に出てくるエンターティナーショーのコメディアンは、ひょっとしたらパプキンだと連想した人いたよね?私は思った!
モロコ

モロコ