MarkAKG

キング・オブ・コメディのMarkAKGのレビュー・感想・評価

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)
4.1
実在の伝説の芸人をデニーロが演じてる様な映画かと思ったら全然違った…。 かなり怖い映画。
ミザリー的ホラーの要素もあるしハッスルアンドフロー的な根性の要素もある。
特にSNSの今の時代は憧れのスターに近い感覚に陥るし、自身がスターになりうる才能を持ち合わせてると信じ込む人も多いだろう。
(フォロワー増やしたり)
誰しもが知人に有名人がいたら自慢したいし自身も有名人になれるかも。なんて思う要素があるが非常に危険な火種で慎重にならなければならい。
ジェリーが言ってた有名人の苦悩も事実だろう。
昨今の芸能ニュースやストーカー被害、ユーチューブを見て、また本作を観て思う事は、有名が強い訳でもなく有名になれれば何でもしていい訳がない。 世界では常にニュースがありながら芸能ニュースが多すぎるし依存し過ぎている。
有名という事、人気ということがパワーを持ち過ぎている。

風景的に好きな82年の映画だが、
テレビ依存、SNS依存、動画依存の若者がスイッチオフして本作を観て、外に出るべきだ。
MarkAKG

MarkAKG