初めて観たけど、ホントに【ジョーカー】とソックリな映画。
現実と妄想を勝手に想像しながら楽しむ映画。
ルパート・パプキンのヤバさが前半から凄い出ている。
芸能人がイタイ素人に絡まれると実際にこういうことだろう。
昔《笑っていいとも!》のテレフォンショッキングに
勝手に乱入してタモリの隣に座った素人を思い出した。
本人の中では、それが狂気の行いだと自覚してない感じ。
怖いけど面白いよねぇ!
ジェイク・ギレンホールの【ナイトクローラー】も同じ系統。
こういう設定、大好きだわ!
受付から なかなか帰ろうとしない場面が好き。
人の話を聞いても自分の意見を曲げない。
というか、謎に天井の模様をずっと見てるw
関わったらヤバイ人感が消えない。
思い込みが凄すぎて誰も彼を止められない。
壁一面に観客の写真の場面も好き。
松本人志のビジュアルバムのコントの中に、
《いきなりダイヤモンド》というコントがあるのだが、
刑務所の壁一面に観客の絵、
それに向かって漫才をする…狂気…
多分、この映画から発想されたんじゃないか?
前回鑑賞した【ケープ・フィアー】
この人に絡まれたら最悪という点が似ている。
ずっと付いてくる。
デ・ニーロがニコニコ笑顔でずっと付いてくるw
ああ恐ろしや…
それくらいデ・ニーロの演技が達者すぎて引き込まれる。
更に狂気のデ・ニーロが観たくなる。
久々に【ザ・ファン】でも観たい気分だ。