電気羊

ミラーズの電気羊のレビュー・感想・評価

ミラーズ(2008年製作の映画)
3.5
本当に済まなない!24時間で有名なキファー・サザーランド主人公のホラー映画。

誤射で人を殺めた過去のある刑事は、休職していたが、復職の準備として過去に大火災を起こし多数の焼死者を出したため、現在は廃墟となっているショッピングモールの警備員の職に就く。

だが、そのショッピングモールはあちらこちらに鏡が配置された異常な建築物だった。
その直後から自分や家族に恐怖の超常現象が襲い掛かる。息子には焼死者の亡霊が現れ、妹は悪霊により顎を引き裂かれ死亡する。

鏡の中に潜む悪霊と対決するため、主人公は過去にショッピングモールで不審死した人物の調査を始めた結果、とある女性へと行きつく。

その女性は、幼少時に統合失調症と診断され精神科医から鏡療法と称した全面を鏡に覆われた部屋に閉じ込めらる治療を受けた経験者であった。
だが、彼女は統合失調症などではなく悪霊に憑依されていたのだが、鏡の中へ悪霊が封じ込めらたため正気を取り戻し、現在は修道院のシスターとして隠遁生活を送っていたのだ。

主人公とシスターは、鏡の悪霊が宿主であったシスターを探していることを知り、かつて治療した精神病院の鏡張りの部屋へ潜入。シスターは悪霊の怨念と犠牲者の怨念を体に取り込む。

そしてエンディング。
主人公は、再び悪霊憑きとなったシスターと対決しついに悪霊を倒す。
だが、主人公が建物から出ると全ての映像が反転している異変に気が付く。
主人公は悪霊を倒した代償として鏡の世界に閉じ込められてしまったのだった。

まあナイス・バッドエンドですね。
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