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リービング・ラスベガスののんchanのレビュー・感想・評価

リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)
3.4
再鑑賞のつもりで観始めたけど、一切思い出すシーンはなく...
この作品でニコケイがアカデミー賞主演男優賞ほか多くの主演男優賞を掴んだ話題作なので、観た気になっていたのかな?

原作者の半自伝的小説の映画化。
アル中男と娼婦のラブロマンス。


ベンはロスで家庭を持っていたが、重度のアルコール依存症が原因で妻子と別れ、勤めていたハリウッドの映画制作会社も解雇されてしまう。
自暴自棄になり、酒を瓶ごとラッパ飲みしながら車でラスベガスに向かう。僅かな退職金が尽きるまで酒を浴びて死ぬ覚悟だった。

ある晩、飲酒運転の車で女性を跳ねそうになる。その女性は高級娼婦のサラだった。自分が借りているモーテルに誘い込む。
ベンは性的なサービスではなく、話し相手になってもらうことを望む。気になるサラは理由を聞き出し、2人は互いに惹かれ合うように...その後は同棲を始め、サラは仕事を続け、ベンは煽るように酒を飲み続ける日々...2人の関係は次第に崩れはじめていく...



う〜ん、キツイ😣ただただ酒とSEXのみの全く救いようのない内容で、観なきゃ良かったってほど後味悪い😖

ニコケイの演技はリアルで、アル中の中毒症状や孤独感を表す演じ方が本物に見えるほど。
エリザベス・シューの美しさは必見✨




*原作者情報
ジョン・オブライエン

1960年5月21日コロラド州レイクウッド生まれ。19歳で結婚し法律事務所に勤務。この頃アルコール中毒になる。1983年ロサンゼルスに移り住み、その後カリフォルニア大学ロサンゼルス校に入学、作家を目指す。2年がかりで、アルコール依存症の男と娼婦の純愛を描いた『リービング・ラスベガス』を執筆したが、売れ行きは2千部にも満たない状況だった。
小説執筆のために治療を受けながら一時的に禁酒に成功したが、1991年から止めていた飲酒を再び始める。1992年に妻と離婚。

1994年4月、『リービング・ラスベガス』映画化決定の2週間後に拳銃で頭を打ち抜いて自殺。
部屋に残されていたのは、ピザの箱と半分空になったウォッカのボトルだけだった。
1994年4月10日死去(享年33)

映画は1995年に公開され大ヒットした。
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