鹿shika

イップ・マン 序章の鹿shikaのレビュー・感想・評価

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)
4.1
1930年、中国。詠春拳の達人のイップマンは平穏に暮らしていた。しかし日中戦争で日本軍に占拠され、過酷な労働に従事する。そんな中、日本軍の兵士の一人と戦うことになり、、

三度の飯より『ジョン・ウィック』が好きなので最新作に行く前に、こっちも復習しておこうと思ってだな、、
まあ、ジョン・ウィックも好きだけど、イップマンの戦い方も大好きなのだよ。
とにかく、イップマンの衣装が欲しい。

というかこの映画好きすぎて、自分にはコメディ映画にしか見えん。
自宅をめちゃくちゃにして、謝りながら戦う自称無敗のカムとか、
避けてばっかりのイップマンに「家が壊れるから反撃しろってママが。」って息子を行かすママも好き。
息子が来た瞬間に、戦いというか、拳すら隠す2人大好き。

この辺までは、イップマンが殴られたり、倒れたりする描写が一切無いため、
最強の男ということが分かる。しかし、こいつはその力をひけらかず、謙虚に生きているので、村でも慕われている。
結局こういう奴が一番強いな!主人公だな〜!
いや、どちらかというと、主人公の過去編に出てくる、若い頃のお師匠さんみたいだな。
あ、ブルースリーの師匠だったこいつ。
こんなに落ち着いてる師匠から、なんであんな「アチョー星人」が生まれたんだろうな〜!

性格もこんなに最強の男にも関わらず、美人な奥さんに頭が上がらないところも

そして、日本軍はというと、日本軍はしっかりと暴虐武人に描かれているのだ。
これはちょっとやりすぎ、、と思う人もいるだろう。
でもまあ、こんなもんでしょ!戦時中は愛国心の塊だったし。今はきっと皆無だが。

この映画はそんな日本軍をバチボコに殴るという映画ですので、
そりゃあ反日映画とも言われますよ!しかし、そんなことはどうでも良いのです。
イップマンはドニーイェンによる『イングロリアルバスターズ』なのです。
分かりましたか?
鹿shika

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