がみおー

イップ・マン 序章のがみおーのレビュー・感想・評価

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)
3.5
あのブルース・リーの師匠であるイップ・マンをドニー・イェンが演じたシリーズ一作目(イップ・マンの映画自体は他の偉人映画よろしく他にも多数ある)

アクションは言わずもがなである。以前観たジェット・リーのスピリットよりは派手な雰囲気で見ていて爽快感がある。

一応これは戦時中の中国を舞台にした抗日映画になる為、基本的に日本は悪役である。日本人の描かれ方もかなり旧日本軍のステレオタイプに則っているので全体を通して我々日本人が観ていて気持ちのいいものではないシーンもある。
ただ池田博之演じる三浦は武術の心得がある為、人徳がある。これもまた半分武術のプロパガンダと言ってもいい香港映画のお決まりだ。反対に佐藤は何から何までクソでもう我々日本人からしてもとっとと死んでくれってキャラである。署長ナイスって感じ。