岡本喜八監督によるモノクロ時代劇☆
大好きな佐藤充兄貴が口の上手い木下藤吉郎役で、これがまた軽い感じながら何考えてるか分からない飄々としたキャラでぴったりでした!
弥七な中谷一郎も安定のイケオジっぷりで、なんか知らぬ間にデキちゃってて笑うw
大根な加山雄三を世間知らず忍者キャラにするとか、キャスティングも流石の上手さですねぇ~
さらに弓の名手で無口な天本英世が滅茶苦茶イケメンだったし、イデ隊員もチラリズムしてるし!!
脚本も演出もBGMも、そして何より個性的なキャラクタたちも、何もかもが好みな傑作でした♪
永禄4年。
武田信玄に嫌気が差して忍者を辞めてきた越智吉丹(加山雄三)。
当然追われる身である。
が、追っ手の一人、銅子播磨(中谷一郎)は何故か彼を気に入り、同行することに。
そこへ木下藤吉郎(佐藤充)が現れ、馬借隊有吉党に入って身を隠したらどうだ?と持ちかける。
さらに木下は、鉄砲種子島300挺を堺から織田領に運ぼうとしていて……
山賊や野伏せり、武田の追っ手、海賊たち。
昼夜問わずあちこちで襲われる緊張感がありつつ、しっかり笑えるシーンもあって、ずっと楽しい作品でした♪
木下藤吉郎がまー食えない野郎で(笑)
ヘラヘラしながらも先の先まで考えて策を練る、嫌なヤツなのですw
それを佐藤充兄貴がニコニコと演るもんだから、可愛くて可愛くて!
彼で秀吉の大河ドラマとか見てみたかったなぁ~
殺陣は半分くらい適当な感じがしたけど、他が面白いからまあいいかw
98分微塵も無駄なく楽しめる傑作でした!!!